日本が発信する最先端技術!ナノバブル(ウルトラファインバブル)とは?

もっと知りたいナノバブル

2024年08月20日

日本が発信する最先端技術!ナノバブル(ウルトラファインバブル)とは?



「ナノバブル○○○」 さまざまなナノバブル技術を使った製品が市場を賑わすなか、ナノバブル
(ウルトラファインバブル)が日本発の技術であることをご存知ですか?
今回の「もっと知りたいナノバブル」では、最先端をゆく日本のナノバブル(ウルトラファインバブル)
技術について紹介します。

日本初のナノバブル(ウルトラファインバブル)とは?
とても小さな微細気泡は、気泡のサイズによって「1.通常の泡」「2.マイクロバブル」「3. ナノバブル
(ウルトラファインバブル)」区別されています。
なかでもナノバブルとは、極小の気泡のこと。一般社団法人ファインバブル産業会では、
直径1㎛以下の微細泡をナノバブル(ウルトラファインバブル)と定義しています。
ナノバブルは肉眼では確認ができず、一般的に目で見える泡とは比べものにならないほど小さい気泡です。
この最も小さなナノバブル(ウルトラファインバブル)は、日本発の技術なのです。

微細気泡の定義
1. 通常の泡:直径100㎛以上:発生とともに浮上して破裂する
2. マイクロバブル:直径1~100㎛:水は白濁し、ゆっくりと浮上する
3. ナノバブル(ウルトラファインバブル):直径1㎛以下(=1000㎚以下):水は透明で、浮上しない
*ファイン(fine)とは美しいという意味ではなく、細かいという意味を表しており、「非常に細かい泡」
という意味です。
※ファインバブル産業会の定義

ナノバブル(ウルトラファインバブル)の歴史
古くから「泡」に関する研究は行われていました。

■紀元前3世紀、アルキメデスが「浮力」を発見



泡に関する研究は、紀元前3世紀からはじまります。古代ギリシアの数学者、物理学者、技術者、発明家、
天文学者であるアルキメデスは、「水中の物体は、押し出した水と同じ質量の『浮力』を受けて軽くなる」
という「アルキメデスの原理」を発見。以来、液体の気泡(泡)や浮力、運動について、
多くの研究者がさまざまな成果を上げてきました。

■日本で発見されたファインバブル


※写真はイメージです
1998年頃、広島湾において新種の赤潮が大発生し、養殖カキが大きな被害を受けました。
この問題に取り組んだのが、広島県の徳山高専で土木建築用の水質浄化装置(マイクロバブル発生機)の
研究開発をしていた大成博文教授です。大成教授は、開発中の試作機をカキ養殖用に改良し、
「カキの死滅防止」に大きな成果を挙げました。この実験がナノバブル(ウルトラファインバブルの開発へと
つながります。

日本発信の最先端技術 ナノバブル(ウルトラファインバブル)
日本発のナノバブル(ウルトラファインバブル)は、さまざまな産業において技術開発が進んでいます。

■農業・漁業
トマトやイチゴ栽培において収穫量の増加や品質向上の報告があります。
弊社のナノバブル発生器は2023年3月27日特許技術として認められ、利用者からもその効果を実感いただいています。
「特許第7251748号(微小気泡発生システムおよび微小気泡発生キット)」

▼詳しくはコチラ ナノバブルで溶存酸素濃度UP!農業の最適化!Part2
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▼詳しくはコチラ 香住の松葉カニ解禁!
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▼詳しくはコチラ ナノバブール 特許技術一覧
https://art-verre.com/outline/

■工業・医療(洗浄)
製造時の製品洗浄や、高い衛生レベルが求められる医療器具の洗浄・滅菌に利用されています。

■施設の清掃
高い洗浄力と環境にやさしいナノバブル水は、食品工場やサービスエリア等の清掃に利用されています。

まとめ
日本発のナノバブル(ウルトラファインバブル)は、SDGsの観点からも注目を集めています。
一般家庭用に開発された弊社のナノバブールは、「省スペース」「軽量」「省施工」「低価格」、
小規模事業に活かすことができます。
アルベール・インターナショナルは、独自の「ナノバブル(ウルトラファインバブル)」技術を通して、
持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けて積極的に取り組んで参ります。

▼「アルベール・インターナショナルのSDGsへの取り組み」詳しくはコチラ
https://art-verre.com/sdgs/4kjaxtestw