ナノバブルで溶存酸素濃度UP!農業の最適化!

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2023年05月01日

ナノバブルが溶存酸素濃度を上げる!?
ナノバブルで溶存酸素濃度UP!農業の最適化!

4月18日
愛媛県の苺農家さん(福山苺農園・はしもと農園)に伺ってきました。
この2件の農家さんは弊社の開発したナノバブル発生器を使い、今まで培ってきた栽培方法、
ノウハウを活かし、ナノバブル水を上手く使用し、その相乗効果で収穫量と品質を上げた農家さんです。

「弊社のナノバブル発生器は2023年3月27日特許技術として認められました。
特許第7251748号(微小気泡発生システムおよび微小気泡発生キット)」

今回の目的は使用されている水の溶存酸素濃度の計測です。
いままで使用されている水の溶存酸素濃度に一度も触れていませんでした。
溶存酸素濃度とは水中にどれだけ酸素が溶け込んでいるかという事です。
水道水はほぼ飽和状態とも言われますが、場所、地域によって異なるはずです。
一般的に8~10mg/Lあればほぼ飽和状態のようですが、気候、温度、気圧によって変化するようです。
水温が低い方が溶存酸素濃度は高くなり、水温が高くなると下がるようです。
簡単に言うと冬は溶存酸素濃度が上がり、夏は下がるという事になります。
今回、農業にとって使用する水の溶存酸素濃度はとても重要ではないかと考えました。
根の成長過程において酸素はとても重要で有り、また水中で生活する魚も溶存酸素が無ければ、
生きていく事が困難となります。
それと弊社が開発したナノバブル発生器を使っていれば、溶存酸素濃度は上がるはず、
それを立証するため、今回、溶存酸素濃度を計測する事にしました。

<使用されている水>
福山苺農園さんは地下水利用で栽培されています。
地下水は空気に触れることがないので溶存酸素濃度は低く、
貧酸素水とも言われ場所によっては溶存酸素濃度ゼロもあるようです。

はしもと農園さんは水道水利用で栽培されています。
水道水の場合でも酸素濃度は上がるのか?

<溶存酸素濃度の計測>
今回はナノバブル発生装置を通過する前の水と、
通過後1tのタンクの中で15分ほど循環させた水で比較計測しました。

<福山苺農園さん>
  

福山苺農園さんはやはり地下水の為、5.3mg/Lと溶存酸素濃度は低いです。
ですが、ナノバブル発生装置で15分ほど循環させると8.6mg/L
3.3mg/Lの溶存酸素濃度が上昇しています。

<はしもと農園さん>
  
はしもと農園さんは水道水利用なので、福山農園さんよりも溶存酸素濃度は高めで
7.5mg/Lです。ナノバブル発生装置で15分ほど循環させると9.3mg/L
1.8mg/Lの溶存酸素濃度の上昇でした。

私が思っていた通り、ナノバブル発生器を使えば溶存酸素濃度が上昇する事が分かりました。

今後、愛知県の西川ファームさん(トマト農家)の溶存酸素濃度も計測する予定です。
西川ファームさんの場合、使用する水は河川の引き込みなので、どのような結果が出るか
楽しみでです。

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