ナノバブール開発手記その8
もっと知りたいナノバブル
2017年04月14日
試作した洗濯用・シャワー用ナノバブルアダプターを使用して2週間ほど経過しましたが、現状としてこれといった不具合もなく問題はなさそうです。
目標としてはこの2種類を商品化する事ですが、まず先に洗濯用を商品化していこうと考えています。理由は、洗濯用は自身の洗濯テストで汚れが落ちる落ちないが目で判断できますが、シャワーは目で判断することが出来ず、感覚に頼るしか方法がありません。
そこで今回、極端な汚れ(ケチャップ・醤油)をシャツにつけて洗濯テストをしてみることにしました。
こんな感じで取り付けています。洗濯機は日立製のもです。
ナノバブル水だけでも十分汚れが落ちることが分かりました。写真では分かりにくいですが、醤油汚れは完全に消え、ケチャップ汚れはかすかではありますが少し後が残っています。
よーく見ないと分からない程度ですが、ナノバブル水だけでここまで落ちることに驚いています。その後ナノバブル水+洗剤で洗ったところ完全にケチャップ汚れは消えました。
ナノバブル水+洗剤でお互いの相乗効果がUPしていると言えます。
私が考えた水の出口を絞る部品の効果でどれくらいのナノバブルが発生しているのであろうか・・・?とても気になるところですが、その前にナノバブル部品が実際生産できるのかを確かめる必要があります。
3Dモデルであればどのような形状であれ製作出来ますが、本当に生産できるのか・・・・
生産はプラスチック成型品(インジェクション成型)を考えていますが、かなり歪な形状をしており成型できるのか・・・?離型できるのか・・・?
非常に複雑であり歪な形状をしておりますが、私の中では成型できると信じ込んでいます。
そこで生産するために必要な金型を生産する会社に3D図面を渡し検討してもらいました。
次回、報告できれば・・・