ナノバブル発生における固定概念の過ち!
もっと知りたいナノバブル
2022年07月24日
ナノバブル発生における固定概念の過ち!
弊社商品ナノバブールにおいて、ナノバブルを発生させる条件は、水圧、流量、水摩擦
この3つが揃っていればナノバブルを発生させることが出来る。
水圧は高ければ高いほど、流量は多ければ多いほど水摩擦力が高まり、
ナノバブルの発生に有利であると考えておりました。
ですが、ここ最近その固定概念が過ちである事に気が付きました。
確かに水圧が高く、流量も多い環境であれば発生器内で水摩擦力が高まり、
ナノバブルを多く発生させることは実験で分かっています。
ですが、水圧が低くても流量が多ければちゃんとナノバブルが発生する事が、
ここ最近の実験で判明しました。
流量がそこそこあれば発生器内で水摩擦が起きナノバブルが発生するのです。
何故この事に気が付けたのか?いや何故もっと早く気が付けなかったのか?
人の固定概念、思い込みは物事の発展を遅らせるという典型的な過ちです。
きっかけは小規模農業をされている方からの依頼でした。
その方は愛媛県松山市で苺農家をされている「福山苺農園」さんです。
この農家さんの環境は1トンの貯水タンクに地下水をくみ上げて、そこから灌水するシステムです。
その貯水タンク内でナノバブルを発生させ、ナノバブル水を灌水したいというご依頼でした。
当初弊社で考えたのが、水圧が高く(水道水なみ)、流量の多い外付けポンプを選択しましたが、
連続運転が1時間しかできないのと、音がうるさいのが欠点でした。
ですが、苺の生育促進にかなりナノバブル水は貢献できたようで、
ナノバブル水は効果があるという評価を頂きました。
ですが、外付けポンプに過酷な使用をし続けた結果1年ほどで故障してしまい、
次なる手段として水中ポンプを検討したのが新しい発見のきっかけとなりました。
当時の考えは頭の中が固定概念でいっぱいで、多分いや、おそらく駄目だろうと思っていました。
水中ポンプの利点は1年中ポンプを回したまま放置できる。
欠点は水圧が無い。だが流量はそこそこ多い。
とりあえずテストでナノバブル計測を行ってみた結果、
ちゃんとナノバブルが発生しているではないですか!
とても嬉しい気持ちでいっぱいでしたが、
自身の固定概念が開発の邪魔をしていたと思うとなんだか情けない気持ちにもなりました。
結果、水圧が無くても流量があれば水摩擦を起こしナノバブルが発生することが判明。
しっかりこれからの開発に活かして行く所存です。
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