COLUMS
「ナノバブルから生まれる暮らしの豆知識」ナノバブルを使って気づいた、暮らしの『なぜ?』第4回
2026.10.5
もっとしりたい

「すすぎ」って何をしている?
― 実は「洗う」のと同じくらい大切な理由 ―
ナノバブルから生まれる暮らしの豆知識【第4回】
洗濯機のコースを見ると、
「洗い → すすぎ → 脱水」
という工程があります。
「洗い」は分かる。「脱水」も分かる。
では、その間にある**「すすぎ」**では、いったい何をしているのでしょうか?
「洗剤を水で流しているだけでしょう?」
そう思われるかもしれません。
もちろん、それもすすぎの大切な役割です。
しかし実は、すすぎは洗剤だけでなく、洗う工程で衣類から離れた汚れを衣類の外へ運び出すための重要な工程でもあります。
今回は、ナノバブルを使っていると見えてくる暮らしの「なぜ?」として、普段あまり意識することのない「すすぎ」の役割を考えてみましょう。
「すすぎとは」「洗濯 すすぎ 回数」「すすぎ1回」「洗剤 すすぎ」「ナノバブル すすぎ」「ナノバブル 洗濯」
洗濯は「汚れを離したら終わり」ではない
洗濯について考えるとき、どうしても「汚れを落とす」という言葉を使います。
しかし、この「落とす」をもう少し細かく考えてみましょう。
衣類に皮脂などの汚れが付着しているとします。
洗濯機に水が入り、洗剤が働き、水流などの物理的な力が加わることで、汚れは衣類から離れやすくなります。
でも、ここで洗濯を終えてしまったらどうでしょう。
衣類から離れた汚れや洗剤成分は、まだ洗濯槽の中の水に存在しています。
つまり、汚れを衣類から離すだけでは洗濯は完成していません。
次に必要なのが、離れた汚れを衣類の外へ運び出すこと。
そこで「すすぎ」が重要になります。
「洗い」と「すすぎ」は役割が違う
洗濯の工程をシンプルに考えると、
洗い
↓
汚れを衣類から離れやすくする
すすぎ
↓
離れた汚れや洗剤を水とともに洗い流す
脱水
↓
衣類に含まれる水分を減らす
という役割があります。
こうして見ると、「すすぎ」は単なるおまけではないことが分かります。
せっかく洗いの工程で汚れを衣類から離れやすくしても、その汚れをきちんと外へ運び出さなければなりません。
だから、「洗う」と「すすぐ」はセット。
この考え方が大切なのです。
すすぎの主役も、やっぱり「水」
ここで第1回のテーマに戻ります。
すすぎのとき、衣類から洗剤や汚れを運び出しているものは何でしょう?
答えは、「水」です。
洗濯というと洗剤ばかりに注目しがちですが、水は「洗い」だけでなく「すすぎ」でも大切な役割を担っています。
新しい水が衣類へ行き渡り、洗剤成分や汚れを含んだ水を排出する。
その工程を繰り返すことで、衣類に残る洗剤や汚れを減らしていきます。
つまり水は、
濡らす
洗剤を運ぶ
汚れを運ぶ
すすぎ流す
という、洗濯のさまざまな場面で働いているのです。
なぜ「すすぎ1回」の洗剤があるの?
最近では、パッケージに「すすぎ1回OK」などと表示された洗剤もあります。
ここで注意したいのは、
すべての洗剤で自由にすすぎ回数を減らしてよいわけではない
ということです。
洗剤には、それぞれ推奨される使用量や洗濯方法があります。
すすぎ1回に対応した洗剤であれば、その製品の表示や洗濯機の設定に従って使用します。
一方、すすぎ方法について別の指定がある製品では、その表示を確認することが基本です。
「水を節約したいから、とにかくすすぎを減らそう」
ではなく、洗剤・洗濯機・衣類に合った方法を選ぶ。
これが大切です。
洗剤を入れすぎると「すすぎ」にも関係する
ここで、第3回「洗剤は多く入れるほど汚れが落ちる?」の話につながります。
洗剤を必要以上に使用した場合、その分だけすすぎについても意識する必要があります。
だからこそ、洗剤は多ければよいのではなく、
「適量を使う」
ことが基本なのです。
適量の洗剤を使い、適切に洗い、適切にすすぐ。
洗濯は一つの工程だけを強くすればよいのではなく、全体のバランスで考える必要があります。
これも意外と知られていない洗濯の豆知識です。
すすぎの水にナノバブルがあったら?
ここからがナノバブルとの関係です。
ナノバブル(ウルトラファインバブル)は、肉眼では一つひとつ確認できないほど非常に微細な泡です。
ナノバブル発生器を洗濯機へ給水する水道側に取り付けるタイプの場合、洗いに使われる水だけではなく、すすぎに給水される水にもナノバブルを含ませるという使い方ができます。
これは、洗濯でナノバブルを考えるうえで重要なポイントです。
「ナノバブル=洗うときだけ」
ではありません。
洗濯機へ入る水そのものにナノバブルを発生させる仕組みなら、
洗いの水
↓
すすぎの水
という洗濯工程を通してナノバブル水を活用できます。
だからこそ、ナノバブル洗濯を考えるときには、「洗浄力」だけでなく**「すすぎに使う水」**にも目を向けてみると面白いのです。
目に見えない「繊維のすき間」を考えてみる
Tシャツやタオルを普通に見ていると、一枚の布に見えます。
しかし拡大すると、細い繊維が複雑に組み合わさっています。
衣類の汚れも、平らな表面だけに付いているとは限りません。
繊維と繊維の間など、目では確認しにくい場所にも存在します。
ナノバブルは非常に微細なため、水とともにこうした細かな部分へ行き渡り、洗濯時の洗浄やすすぎをサポートすることが期待されています。
ただし、ここでも大切なのは、
「ナノバブルがあるから、すすぎをしなくてもいい」という意味ではない
ということです。
ナノバブルは、通常の洗濯工程をなくすものではありません。
水、洗剤、水流、すすぎ、脱水。
こうした通常の洗濯工程の中で、水の働きを活かすための技術の一つとして考えることが大切です。
すすぎ回数を増やせば増やすほど良い?
では逆に、すすぎは多ければ多いほど良いのでしょうか?
これも単純ではありません。
必要以上にすすぎ回数を増やせば、その分、水の使用量や洗濯時間が増える場合があります。
大切なのは、「多ければ良い」「少なければエコ」ではなく、適切な回数を選ぶこと。
洗剤の表示、衣類の種類、洗濯機の取扱説明書などを確認し、それぞれに適した設定を選びましょう。
第3回で「洗剤には適量がある」と紹介しましたが、すすぎにも同じ考え方ができます。
必要なものを、必要なだけ。
これが洗濯を上手に行う基本なのです。
今日から使える「すすぎ」の豆知識
今回覚えておきたいポイントは4つです。
① すすぎは、洗剤を流すだけではない。
衣類から離れた汚れを、水とともに外へ運び出す重要な工程です。
② 「洗う」と「すすぐ」はセット。
汚れを離れやすくする工程と、それを洗い流す工程の両方があって洗濯が成り立ちます。
③ 洗剤は適量を使う。
必要以上に洗剤を使用すると、すすぎについてもより意識する必要があります。
④ すすぎ回数は洗剤や洗濯機に合わせる。
「多いほど良い」「少ないほど良い」ではなく、製品の表示や取扱説明書に合った設定を選ぶことが基本です。
次に洗濯機を動かしたとき、「すすぎ」の表示を少しだけ意識してみてください。
いつも何気なく通り過ぎていた工程が、実はとても重要な仕事をしていることに気づくはずです。
ナノバブルを使うと、暮らしの「なぜ?」が見えてくる
これまで、
第1回では**「水」**
第2回では**「生乾き臭」**
第3回では**「洗剤の適量」**
そして第4回では**「すすぎ」**
について考えてきました。
こうして一つずつ見ていくと、洗濯とは「洗剤を入れて洗濯機を回すだけ」の家事ではないことが分かります。
水が衣類へ行き渡り、洗剤が働き、水流などによって汚れが離れやすくなり、その汚れをすすぎの水が運び出し、最後に脱水して乾燥させる。
いくつもの働きがつながって、一回の洗濯が完成しています。
ナノバブルを使うことで「水」に目を向けるようになると、これまで当たり前だった洗濯の一つひとつに、
「これは何のためにしているんだろう?」
という疑問が生まれてきます。
その疑問を一つずつ知っていくことが、毎日の暮らしを少し賢くする第一歩なのかもしれません。
ナノバブルを使って気づいた、暮らしの「なぜ?」。
すすぎは、ただ水を流している時間ではありません。
きれいに洗った衣類を仕上げるための、大切な工程なのです。
関連記事
1.梅雨の部屋干し臭・生乾き臭を洗濯で根本対策|消費科学研究所が実証、アンモニア98%軽減の洗い方とは
https://art-verre.com/article/13976/
2.ナノバブルで「水・洗剤・光熱費・調味料」を見直す新しい節約術【前編】
https://art-verre.com/life/13878/
3.ナノバブルで「水・洗剤・光熱費・調味料」を見直す新しい節約術【後編】
https://art-verre.com/life/14161/
4.洗濯革命 ナノバブール W(ダブル)トルネード
https://art-verre.com/washing-w/
5.洗濯革命 ナノバブール
https://art-verre.com/washing/