お役立ちナノバブル
なぜ安くて高性能”を両立できるのか——アルベール社のWトルネード特許技術と、家庭用ナノバブル普及への挑戦
2026.5.29
ナノバブル(超微細な泡)は、洗浄・農業・水産業など幅広い分野で応用研究が進む先端技術です。
しかしその一方で、「知っているが、家庭に導入するには高すぎる」という認識が長らく常識でした。
例えば、有名メーカーのシャワーヘッドなど、「確かな効果とは分かっていても価格的に手が届きにくい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
その「常識」に正面から挑み、「業界トップクラスの性能を、誰でも手が届く価格で」という理念を実現したのが、株式会社アルベール・インターナショナル代表取締役・二谷 欣哉(にたに よしちか)が開発した「ナノバブール」シリーズです。
本記事では、ナノバブール誕生の経緯・独自のWトルネード特許技術の詳細・そして家庭用ナノバブルの普及を可能にした技術的・思想的背景を、解説します。
1. ナノバブルが「家庭に届いていなかった」理由
ナノバブルとは、直径が1マイクロメートル(1,000分の1mm)未満の超微細な気泡のことです。
国際標準化機構(ISO)では「ウルトラファインバブル」とも呼ばれ、その物理的・化学的特性から、農業・水産業・工業など多分野での応用が研究されています。
日本においても2000年代以降、産業用途では研究が進んでいましたが、家庭用への展開は長く「高コスト・大型装置が必要」という壁に阻まれていました。
家庭用シャワーヘッドやキッチン用器具として購入できるレベルの製品は、技術的ハードルもさることながら、装置の小型化・低コスト化・一般ユーザーへの普及という3つの壁を同時に乗り越える必要がありました。
この3つの壁を特許技術の力で突破したのが、アルベール社の「Wトルネード構造」です。
2. 元・百貨店マンが「家庭の当たり前」を変えた——二谷欣哉の開発秘話

株式会社アルベール・インターナショナル代表取締役の二谷欣哉は、1988年に近畿大学商経学部経営学科を卒業後、大手百貨店の外商部に入社。
約20年にわたり、企業の販売促進と消費者の暮らしに寄り添ってきたビジネスパーソンです。
“本当に生活が豊かになるものとは何か”を誰よりも見つめてきた経験が、のちに二谷の大きな転機につながります。
2009年:独立と「ナノバブル」との出会い
2009年8月、二谷は株式会社アルベール・インターナショナルを設立。
陶器・ガラス・プラスチック製品の海外生産・輸出入・販売事業を手がける中で、当時まだ一般家庭での活用がほとんど知られていなかった「ナノバブル」技術に出会います。
「これは、暮らしの”当たり前”を変える可能性がある」
その直感から研究を重ね、小型装置でいかに効率よくナノバブルを発生させるかという技術的課題に取り組み始めました。
2017年:特許取得と大阪府経営革新計画の承認
研究から約8年。
2017年9月、二谷は家庭用ナノバブル発生器の実用化に成功し、特許第6205099号(微小気泡発生体および微小気泡含有水発生装置)を取得。
同年、技術革新への取り組みが認められ大阪府経営革新計画の承認を受けました。(その後2021年3月に達成認定を取得)
行政機関から「革新性のある中小企業の事業計画」として公式に評価されたのです。
2018年:市場投入と「家庭用ナノバブル」という新ジャンルの創造
2018年2月、洗濯機用ナノバブル発生器「洗濯革命 ナノバブール 洗濯ホースアタッチメント」が発売されると、Yahoo!ショッピング・楽天市場でランキング1位を獲得し、Amazon では複数年ベストセラーとなりました。
それまで産業用・業務用のイメージが強かったナノバブルを、一般家庭に届ける「家庭用ナノバブル」という新しいジャンルを切りひらいた瞬間でした。
3. Wトルネード構造とは何か——特許技術の核心

ナノバブールシリーズの高いナノバブル発生量を支える独自技術が、「Wトルネード構造」(特許第6984919号)です。
Wトルネードが生み出す「業界トップクラスの発生量」
通常のナノバブル発生装置は、単一の水流や回転機構でナノバブルを生成します。
「W(ダブル)トルネード」という名が示すように、この構造はふたつの竜巻状(トルネード状)の水流を連動させて発生させる独自の設計です。
2つのトルネード水流が合わさることで、水の中に生まれるせん断力と圧力変動が増幅されます。
この力学的な相互作用が、1mlあたり約2億7000万個(水10Lあたり約2兆7000億個)という、業界トップクラスのナノバブル発生量を実現しました。
小型化を可能にした設計思想
「業界最高水準の発生量」を「小型のアタッチメント」で実現することは、技術的に大きな挑戦でした。
しかし、Wトルネード構造の特許化により、装置を大型化することなく高い発生効率を維持できる設計を確立。
これが、「蛇口に取り付けるだけ」という圧倒的なシンプルさと、ランニングコスト0円(カートリッジ・電気代不要)という性能を同時に実現した技術的基盤です。
2017年〜2026年にかけて合計10件の特許を取得
<主要な特許3件>
| 特許番号 | 取得年 | 対象技術 |
|---|---|---|
| 特許第6205099号 | 2017年 | ナノバブル生成技術(最初の特許:微小気泡発生体) |
| 特許第6984919号 | 2021年 | Wトルネード構造(高発生量の核心技術) |
| 特許第7687749号 | 2025年 | ナノバブルを用いた調理技術(塩味増強・食材浸透) |
2017年の最初の特許取得以降、アルベール社は2026年2月(特許第7822662号)まで継続的に知的財産を蓄積し、現在までに合計10件の特許を保有しています。
これはナノバブル生成の基本構造から製品応用・調理技術まで、技術の各層にわたって独自性が保護されていることを意味します。
特に特許第7687749号は、「ナノバブル水で調理すると調味料を減らしても味が染み込む」という調理効果そのものを特許として保護した技術です。
第三者機関「味香り戦略研究所」による客観的な味分析データとも合致しており、「科学的に証明された減塩技術」という独自の立ち位置を法的に担保しています。
4. 「高性能×低価格」の両立——ナノバブールが守り続ける理念
アルベール社が家庭用ナノバブル市場を切りひらけた理由は、技術力だけではありません。
代表の二谷自身が「消費者の暮らしに向き合うプロ」として20年以上を過ごしてきた経験が、製品の設計思想に深く根づいています。
「技術のための技術ではなく、暮らしのための技術であるべき」
この言葉に象徴されるように、アルベール社の開発は常に「家族が毎日使って、本当に役に立つか」が出発点です。
代表自らが企画・開発・販売戦略を統合的に手がける体制は、意思決定の無駄を排し、技術検証から試作・商品化までを一気通貫で進められる強みを生んでいます。
有名シャワーヘッドブランドと比較して圧倒的に手が届きやすい価格帯を維持しながら、業界トップクラスのナノバブル発生量という高性能を実現できているのは、こうした「生活者発想の開発体制」と、特許技術によって最少コストで最大効果を引き出す設計哲学の賜物です。
テレビ・雑誌でも注目——2026年のメディア掲載実績
アルベール社のナノバブール製品は、近年その社会的認知が急速に広がっています。
2026年4月23日に放送されたテレビ朝日「アメトーーク」の「ついついネットで買っちゃう芸人」では、ナノバブールが番組内で取り上げられ、幅広い世代に向けて製品の魅力が紹介されました。
また、同時期に「THE21」「散歩の達人」(いずれも2026年5月号)、「ジャパニーズ インベスター」(2026年夏号)など人気情報誌でも読者プレゼントとして採用されています。



ECサイトのランキング1位・Amazonベストセラーという数字から始まった信頼が、いまや主要メディアからの評価へと着実に広がっています。
5. 料理へ、農業へ、シャワーへ——ナノバブールが広げる新たな可能性

アルベール社の特許技術は、家庭用製品の枠を超えて広がっています。
農業・水産業への展開
いちご・トマト農家での生育改善、カニの水槽管理といった農業・水産業の現場でも、ナノバブール技術の導入が進んでいます。
水中の溶存酸素濃度を高めることで、植物の育成促進や水産物の鮮度維持に貢献することが現場から実証されてきました。
地方の生産者から「収量が変わった」「作物の質が上がった」という声も寄せられています。
「料理」という新フロンティア
従来のナノバブル製品が「洗う」ことに主眼を置いていたのに対し、アルベール社が次に着目したのが「食の分野でナノバブルが暮らしを変える」という新たな可能性です。
特許第7687749号(調理技術特許)に代表されるように、ナノバブル水を料理に使うことで、下記のような3つの価値が確立されました。
- 減塩しながら味が成立する
- 調理の時短になる
- 食材本来の旨みが引き立つ
食の健康意識が高まる現代において、「蛇口を変えるだけで減塩ができる」という切り口は、洗浄効果とは異なる全く新しい市場ニーズへのアプローチとして注目されています。
2026年:シャワーへの展開——「浄水革命ナノバブール」誕生
2026年3月、アルベール社は新たに「浄水革命ナノバブール」を発売しました。
シャワー用アタッチメントとして、業界トップクラスの1兆6,300億個(10Lあたり)のナノバブル発生機能に加え、塩素を約99%低減する浄水機能を一体化。
工具不要で取り付けでき、旅行先のホテルのシャワーヘッドにも対応できるコンパクトな設計です。
洗濯・キッチン・お風呂・散水・そして浄水と、生活のあらゆる「水まわり」にナノバブール技術を届けるという二谷の理念は、製品ラインを広げながら今も進化し続けています。
よくある質問(FAQ)
Q
Wトルネード構造は、なぜ他社の製品と発生量が違うのですか?
多くの家庭用ナノバブル製品が単一の水流・回転で泡を生成するのに対し、Wトルネード構造は2つのトルネード水流の相互作用によるせん断力・圧力変動の増幅で発生量を最大化しています。この設計は特許第6984919号として保護された独自技術であり、同等の小型装置で他社が追随しにくい発生効率を実現しています。
Q
特許は、製品の有効性をどのように保証するのですか?
特許は「その技術が新規性と進歩性を有する」ことを国が認めた証明です。アルベール社は2017年の最初の特許取得以降、2026年2月時点で合計10件の特許を取得しており、ナノバブル生成・構造・調理への応用という各段階で技術的独自性が確認されています。また、特許技術に加え、第三者機関「味香り戦略研究所」による客観的な味分析データが、調理効果の実証エビデンスとして機能しています。
Q
大阪府経営革新計画とは何ですか?
大阪府が認定する中小企業向けの支援制度で、新たな事業活動を通じて経営の革新(生産性・付加価値の向上)を図る計画が認められた企業に与えられます。アルベール社は2017年8月に最初の承認を受け、2021年3月に達成認定を取得しました。ナノバブール技術の革新性と事業計画の具体性が、行政から繰り返し公式に評価された実績です。
Q
今後のナノバブール技術はどこへ向かいますか?
代表の二谷は「ナノバブルにはまだ知られていない新たな能力がある」と語っています。現在も農業・水産・食領域を超えた新たな応用研究が続けられており、家庭用という枠にとどまらないナノバブール技術の可能性が追求されています。
まとめ:特許技術が守る「生活者のための科学」
アルベール社のナノバブール技術の本質は、「難しい科学を生活者の日常に届ける」という一貫した思想にあります。
元百貨店マンとして消費者の暮らしを知り尽くした二谷欣哉が、ナノバブルという先端技術に着目し、Wトルネード構造という独自の特許技術を生み出すことで、「業界トップクラスの性能を誰でも手が届く価格で」を実現しました。
2017年から2026年にかけて蓄積した10件の特許が示す技術的独自性は、単なる製品差別化ではなく、「蛇口を変えるだけで暮らしが変わる」という生活革命への、科学的・法的な裏付けです。
家庭用ナノバブル市場のパイオニアとして、アルベール社の技術と挑戦は、私たちの食卓とキッチン、農業・水産業の現場、そしてシャワーやバスルームへと、静かに確かに広がり続けています。

監修者
代表取締役 / 特許取得者
二谷 欣哉 | 株式会社アルベール・インターナショナル
大手百貨店外商部にて20年間、消費者の暮らしを見つめ続けた経験を活かし、2009年に独立。「暮らしのための技術」を掲げ、2017年に家庭用ナノバブル発生器の特許を取得。現在は「ナノバブール」シリーズを展開し、家庭用ナノバブル市場のパイオニアとして、生活革命を推進している。