ナノバブルで何ができるのか?

もっと知りたいナノバブル

2023年06月23日

ナノバブルで何ができるのか?

ナノバブル(ウルトラファインバブル)と向き合って7年以上の月日が流れました。
今までナノバブルで何ができるのか?
身近で生活に役立つものは製品化し販売させて頂きました。
また、実験や経過観察の必要な農業や水産に関することは装置を無償提供し農業では苺、
トマト、水産ではカニの水槽等、SDGsの取組として報告してまいりました。
下記はそれを簡単に取りまとめたものです。

① 洗濯革命ナノバブール製品化(洗浄効果、消臭効果、洗濯槽の防カビ効果等)
② お風呂革命ナノバブール製品化(皮脂、毛穴の洗浄効果、消臭効果等)
③ 農業(愛媛県苺農家)農業用ナノバブル発生器(苺の成長促進、収穫量UP,糖度UP等)
④ 水産(兵庫県香住)水槽用ナノバブル発生器(カニが死滅しない等)

*③と④に関しては水の溶存酸素濃度UPの立証も行いました

また、それぞれを行うために特許技術の更新も行ってまいりました。
① 特許第6205099号
(微小気泡発生体、および、それを用いた微小気泡含有水発生装置)
② 特許第6984919号
(微小気泡発生装置)
③ 特許第7111413号
(微小気泡発生器具およびシャワーヘッド)
④ 特許第7251748号
(微小気泡発生システムおよび微小気泡発生キット
*7年間で4つの特許取得とあと一つ特許申請中のものがあります。



技術を更新していく中で、重要なことは新規性があり、更にナノバブルの発生量を増やすことがとても重要です。
初期段階では水1CC当たり1億個以上のナノバブルが発生するところからのスタートでしたが、
今ではその倍近くの発生量まで技術更新できております。
水を循環させてナノバブルを発生させる方法であれば発生量を増やし易いのですが、
1パスで発生量を増やすのは結構難易度が高く苦労した部分でもあります。

今ではナノバブル(ウルトラファインバブル)も、かなり世の中に浸透してきたのではないでしょうか?
そろそろマイクロバブルとの世代交代の時期かな?とも思えるほどの勢いがあるように感じます。

弊社も可能な限りの技術更新とナノバブル発生量UPを目指し、努力していく所存ですが、
人によっては1CC当たりナノバブルが1億個あれば十分という方もいらっしゃいます。
確かにこの先、ナノバブルの発生数合戦になっていくことも考えられる中、
本当にナノバブルが多ければ多いほどその効果が強く発揮できるのか?
不明なところでもあります。

それよりもナノバブル(ウルトラファインバブル)は人の生活に役立ち生活を豊かにしてくれる、
農業、水産業にも役立ちSDGsに貢献するということが最も重要なのではないでしょうか。

今、生活用品におけるナノバブル(ウルトラファインバブル)の存在は全てにおいて、
洗浄力UP、消臭効果、保湿効果が大きく評価されています。
本当にそれだけなのか?
もっと人の生活を豊かにする効果が他にないのか?
誰もが驚く新しい発見はないのか?

これから技術更新と同時に新しい効果、発見を中心に「ナノバブルで何ができるのか?」
見つめ直していこうと思います。