マイクロバブル・ナノバブル技術とは!27

もっと知りたいナノバブル

2021年11月30日

マイクロバブル・ナノバブル技術とは!27

前回まで、エコキュート搭載のマイクロバブル・ナノバブル技術を取り上げましたが、
単体でマイクロバブルユニットも多く発売されていますので、どのような技術なのか見ていきます。

いろいろ調べてみると、ほとんどが白濁するお湯を採用しています。
あるメーカーの解説を読むと
「マイクロバブル入浴は、入浴剤を使わずに空気と水だけで白い湯が体験できるので、
視覚的な効果によりリラックスできると思われます」と書いておりました。
確かに、スパで「ミルキー風呂」に使った時、くつろいだ気分になった経験があります。
温泉施設でも、濁り湯・乳白色の温泉地が人気です。

さて、白濁させるお湯を作るために採用されている技術を紹介します。
浴槽から吸い上げたお湯をポンプで加圧し、空気を多く溶解させます。
このお湯に旋回流を発生させ、空気と激しくミキシングします。
そして、このお湯を勢いよく噴出させると、圧力が一気に下がるため、
マイクロバブル・ナノバブルが生成されます。
白濁するお湯は、ほとんどがこの旋回流方式を採用しているようです。
このページが参考になると思います。
https://finebubble.net/technology
マイクロバブルだけを作るなら、エグゼクター式やベンチュリー式、細孔式もありますが、
ナノバブルも同時に生成したい場合は、旋回流方式、スタティックミキサー式、加圧溶解式を採用します。
ナノバブル生成時には、マイクロバブルも発生しますので、この量が多いと白濁します。
ただ単に、白濁したマイクロバブル湯では、白濁が消える時間が短く、
ナノバブルを同時に生成した湯のほうが、白濁が消えるまでの時間が長くなります。
白濁したお湯に、循環により新たに白濁したお湯が加わるわけですから、
より白くなっていくというわけです。

弊社の「ナノバブール」は、スタティックミキサー式です。
ですから、ナノバブルが大量に生成できます。
一部、マイクロバブルも発生しますが、ナノバブルの方が圧倒的に多いので、白濁ではありません。

シャワーヘッドを外して、先端に「ナノバブール」を付けたまま、お湯張りをしていただければ
高価な装置を買う必要がなく、ナノバブル入浴が可能です。
シャワーだけでなく、ナノバブル風呂をぜひお勧めします。