続・農業革命4

もっと知りたいナノバブル

2020年09月30日

自社性のナノバブル生成ノズルで、実際に水耕栽培に挑戦する前に、
ネットで検索できる情報をつぶさに読んでみました。
どのサイトにも、植物の成長促進について、大きな効果があると書かれています。
ただ、農家の方からは、「使い方がよく分からないのか、ほとんど効果がない」
「通常の灌水で充分なので、もう使っていない」というコメントも散見できました。

農家の方は、勿論、栽培のプロです。水のやり方、施肥、栽培環境など、熟知しておられます。
ナノバブル独自の効果を、この方々に納得していただくにはどのような検証を行なえば良いのか?
悶々としていても始まりませんから、とりあえず水耕栽培キットを購入し、
プチトマトを種から育ててみました。

同じ環境で、普通の水とナノバブル水との成長を比較しました。
プチトマトで、驚くべき結果が出ました。


正直、水耕栽培は初めてではっきり言って素人です。
育て方を間違えたのか、水道水で育てたプチトマトには実がなりませんでした。
ナノバブルで育てたプチトマトには結構な数の実がなり、おいしく頂きましたが
糖度が高いのか?フルーツトマトのようなとても甘い味覚を感じることができました。
途中で植えたパプリカも実はつきましたが、水道水、ナノバブル水での成長の違いは
ありませんでした。
どんな植物でも、ナノバブルの効果があるとは限らないことが分かりました。
ネットで読んだのですが、メロンにもナノバブル水の効果は無いそうです。

初めて水耕栽培実験をやってみて、感じたことは、根の貼り方がとても凄く
水の通り道である管を根が張りすぎて塞いでしまい、水が流れなくなる問題が
頻繁に発生しました。その度に根を間引いて入れ直す作業を繰り返したため
本当はもっと多くのプチトマトが栽培できたのかもしれません。
正直、今回は失敗かな?っと思っています。
ですが、プチトマトにおいては水道水とナノバブル水での成長促進の違いがはっきり分りました。
単純に、根に多くの酸素を供給せれば、成長促進につながると考えていたのですが、なにか謎があるのでしょうか。

今後も、いろいろな植物で試してみて、この謎を解明したいと思っています。