ナノバブル!シャワーについて!Part5 (サーモグラフィーテスト)

もっと知りたいナノバブル

2019年11月14日

ナノバブル・シャワーの保温効果について、サーモグラフィでのテスト結果です。

試験内容:ナノバブルシャワーによる保温効果の差異を検証する。
測定項目:サーモグラフィによる肌表面温度計測。

今回のテストは3名のモニターによる肌表面温度をサーモグラフィにて計測しました。
この試験に関して最も重要なことは、測定する環境と条件です。
測定する環境と条件次第で全く違う結果がでてしまうという事になります。

(試験方法)
 1)試験前に、下記測定環境下にて20分間肌を馴化したのち
  左右の手甲部をサーモグラフィーカメラにて撮影を行う。 (開始前撮影)
 2)シャワー環境下にて比較品を左手甲部に10分間当て、水気を拭き取ったあと測定環境室内にて
  シャワー直後の撮影を行う。
 3)以降、10分おきにサーモグラフィーカメラにて40分後まで撮影を行う。
 4)3)の撮影中、タイミングを見計らってシャワー環境下にて試験品を右手甲部に10分間当て
  同様の手順にて撮影を行う。


シャワー環境:水温40℃設定、室温環境
測定環境 :室温22℃±2℃、相対湿度50%RH±10%
測定部位 :手甲部 (比較品:右手 、試験品:左手)
測定機器 :サーモトレーサー TH7102MX
測定タイミング:シャワー直後から10分おきに40分後まで

お一人目は、45歳の女性です。
検証方法は、下の写真のように、通常のシャワーを右手、ナノバブルシャワーを左手と別々に10分間かけました。



そして、時間の経過ごとに、サーモグラフィで撮影しました。スパンは、27〜33度を保持。


二人目は、52歳の女性です。今回は、30分後と、40分後を撮影するようにしました。

40分後のサーモ画像です。
通常のシャワーでは30分〜40分で、元の状態に戻りますが、ナノバブル・シャワーは40分たっても
保温効果をキープしています。

さて、最後の三人目の方です。54歳の女性で、普段からかなり手足が冷たいとのことでした。
シャワーをかける前の画像を撮影しましたが、手のカタチが分かるようにするためにスパンを
かなり広げざるを得ませんでした。20〜29度でスパンを保持しました。
指の温度が極端に低いのが観察されます。

シャワー直後です(上)。お湯で温まり、前のお二人同様、39度近い温度になっています。
パレットは、上限が29度ですので、それ以上の温度は、パレット外側の「白」になります。
サーモグラフィには、画面上にポイントを移動させると、その場所の温度が分かる機能が付いています。
お三方とも、シャワー直後の手の甲の温度は、39度前後でした。

30分後と40分後のサーモ画像です。

指先は徐々に冷たくなっていきますが、ナノバブル・シャワーは40分後でも手の甲が暖かい状態を保っています。
これで、ナノバブル・シャワーの保温効果は実証されたのではないでしょうか。
シャワーだけでなく、ナノバブル・シャワーで湯船にお湯をためて入浴すると、入浴後も体全体がポカポカします。
冬場には、最適ではないでしょうか・・・