「ウルトラファインバブル」とは新しい言葉?
もっと知りたいナノバブル
2019年02月21日
「ウルトラファインバブル」とは新しい言葉?
「ウルトラファインバブル」は「ナノバブル」のこと
この言葉を作られた団体は「一般社団法人ファインバブル産業会」FBIAです。
日本発祥の技術「ナノバブル」を世界に向けISO国際標準化するため
「ナノバブル」を「ウルトラファインバブル」に変えていこうという動きです。
商標も「ウルトラファインバブル」で2017年3月31日に登録されています。
不思議なのが「ウルトラファインバブル」とは一般的な言葉であるのにも関わらず
商標登録することができたという事です。
商標を2014年11月26日に申請し2017年3月31日登録です。
商標登録までに2年以上掛かっている所をみると特許庁から何回も拒絶を受けたで
あろうことが伺えます。
ウルトラ=超 ファイン=細かい、微細 バブル=泡「超微細な泡」「超細かい泡」となります。
普通この様な一般的な言葉には商標は降りないのですが、特許庁の特例が認められたのだと思います。
「ナノバブル」も一般的な言葉なので商標を登録する事はできません。
ここ最近では「マイクロナノバブル(便宜上の呼称)」「マイクロバブル」「ナノバブル」
この言葉を使って営業されていた企業が急に「ウルトラファインバブル」と言葉を
変更されている感じがします。
多分、ファインバブル産業会の会員になり「ウルトラファインバブル」
と変更されたのだと思います。
世界に向けた日本の技術!超微細気泡である「ナノバブル」では、なぜ問題なのか?
「ナノ」は欧米でナノリスクをイメージするため問題がある。
その為、「ウルトラファインバブル」となったとされていますが、
「ウルトラファインバブル」のサイズ表示は「ナノメートル(nm)」です。
泡のサイズ説明は「ナノ」メーターで説明し名前は「ウルトラファインバブル」なのです。
日本では「ナノバブル」で良いのでは?
「ナノバブル」=「ナノメーター(nm)表示」分かりやすいのでは?
しかし、ファインバブル産業会は世界に「ウルトラファインバブル」のISO国際標準化に向けて
頑張っている団体です。応用化学におけるお偉い大学の先生方も参加しています。
活動を見ていると本気度が伝わりますが、世界的に今どうなっているかは分かりません。
本当に世界中で「ウルトラファインバブル」と呼ぶ日が来るのであろうか!
日本発祥の技術なので非常に期待している次第です。