「ナノバブル」その呼び方に変化?

もっと知りたいナノバブル

2019年01月29日

ナノバブル、マイクロバブルの呼び方に変化!
1、1990年代からマイクロバブルが登場
2、2004年頃からナノバブルが登場
3、2017年頃からウルトラファインバブルをよく目にします。
4、また、マイクロナノバブルというものもよく目にします。

市場的にはこの4つの呼び方がそれぞれの商品説明の内容に記され説明されています。
簡単に言うと発生する泡(バブル)の大きさで種類が分かれています。
・マイクロバブル 直径約1?100μm(マイクロメーター)
・ナノバブル 直径約1μm以下
・ウルトラファインバブル 直径約1μm以下
・マイクロナノバブル 便宜上の呼称とされているため明確なサイズはないが
           発生するマイクロバブルの中にナノバブルが多少含まれる。

では、「ナノバブル」と「ウルトラファインバブル」の違いは何なのか?
何も違いはなく呼び方が違うだけのことです。
では、なぜ違った言い方をするのか・・・
ナノバブルの技術は日本発祥の技術で、日本が中心となりその技術を世界に広げるため
一般社団法人ファインバブル産業会が国際標準化を目指しています。
ナノバブルの将来のため、国際標準化のため「ウルトラファインバブル」とし、
世界統一の名称としていくようです。
理由はナノという言葉は欧米でナノリスクを連想することがあり相応しくないとのこと。
日本においてファインバブル産業会は「ウルトラファインバブル」の商標登録を行い,
名称を統一していく動きのようです。
現に商品名にナノバブル、マイクロナノバブルが発生としていた一部メーカーさんも最近
「ウルトラファインバブル」と名称変更されています。
これはファインバブル産業会の会員になられたという事ですね
「ウルトラファインバブル」は商標登録されているので勝手に使用することはできません。
弊社は会員ではないので「ナノバブル」の名称を使用していますが、私の個人的な意見としては、
?(センチメートル)⇒ mm(ミリメートル)⇒μm(マイクロメートル)⇒nm(ナノメートル)
と普段使うサイズの名称で良いのではないか、その方か分かりやすいのではないかと思います。
ここは日本なので日本で分かりやすい呼び方で良いのではないかと考えています。
しばらく様子を見ながら「ナノバブル」と呼び続けてみます。