ナノバブル!シャワーについてPart3

もっと知りたいナノバブル

2019年09月28日

ナノバブル・シャワーについてPart3

前回、古くなった角質を落とす、皮脂を取り除くという効果について触れましたが、
実際に科学的エビデンスがあるのかどうか、再度検証してみたいと思います。

ごく簡単な方法で確認するとしたら、片方の腕をナノバブル・シャワーで洗浄し、
もう片方の腕を通常のお湯で洗浄してみて、洗い終わったお湯の成分を分析する
といった方法があります。
ナノバブル・シャワーを使い、洗面器に溜まった「からだを洗い終わったお湯」
を観察すると、かなり汚れが目立ちます。
髪の毛を洗ったお湯も、皮脂が落ちているせいか、結構きたない泡
(シャンプーの泡)になっています。
ナノバブル・シャワーのお湯を湯船に満たし皮脂の多い人が入浴すると、
一回だけでお湯が濁ります。
これは、明らかに皮脂がよく落ちているということの証拠です。
古い角質が落ちているかどうかも、同じ方法で確認できると思います。

今度、検査機関で、洗い終わったお湯の成分分析をやってみるつもりです。

次に保湿効果と保温効果も、検査機関で検証しようと思います。
保湿効果については、角層水分量の測定で評価できるでしょう。
水の誘電率は高く、皮膚に水分を多く含有していると静電容量が大きくなります。
この静電容量を計測する機器で計測すれば、静電容量に応じて0?120の相対値で
数値が表示されます。

保温効果については、レーザー・ドップラー型血流計で評価できると考えています。
保温における血流量は、皮膚直下の直径が数十マイクロメーターの微小血管の平均
血流量で評価します。この微小血管は、皮膚から1ミリの深さのところに集中して存在します。
血流量の増加、継続時間を測定し、グラフ化してみるつもりです。

もう少し突っ込んだ保温効果をアピールするためには、口腔内温度の推移をみることも可能です。
血流だけの保温効果の評価ではなく、体の芯から暖まっているかどうかを評価するわけです。
これは、サーモグラフィ画像で観察するのが一番分かりやすいかも知れません。
体の芯が暖まっていたら、呼気の温度が高いので、口腔内の温度も高くなります。

また、冬場の冷え性を改善するためには、シャワーのかけ方、もしくは、ナノバブル・シャワーを
湯船に溜めて入浴するなど、ちょっとした工夫が必要でしょう。
これも、いろいろ試してみて、ご報告できればと思っています。