続・農業革命 1

続・農業革命 1

「農業革命」の続編です。
これからは、本年3月に試作した「農業用ナノバブル生成ノズル」の検証結果を報告していきます。
試作したノズルは地下水利用でもナノバブルが発生するよう外気吸入できるように工夫した物です。
そこそこ高水圧で流量の多いポンプが必要になりますが、地下水でもナノバブルが発生します。
まず、下の写真をご覧ください。

自作のトマトの水耕栽培です。手前2列が水道水、奥2列がナノバブル水です。
バブルの中の気体は、空気です。
液体肥料は「ハオポニカ」を使用しました。

LEDライトで栽培しましたが、成長スピード、葉の色の濃さなど、明らかにその違いが確認できます。
正直申し上げて、ここまでナノバブル水の効果が如実に現われるとは想像していませんでした。

前回の「農業革命」のコラムで、ナノバブルは根に対して、酸素をたくさん供給することができるという
ことを報告しました。酸素は、水温によって変化しますが、溶ける量はほぼ一定です。
ですから、ナノバブル水と水道水に溶けている酸素濃度も同じはずです。
*ヘンリーン法則というものがあり、余分に溶けている酸素は、すぐに気化してしまい、
一定の濃度になってしまいます。
ではなぜ、根に供給する酸素の量が、ナノバブル水の場合多くなるのでしょうか。

これは、水の中にナノバブルのカタチで、酸素がリザーブ(保存)されているからに他なりません。
根が酸素を消費し、酸素濃度が下がった時、このナノバブルに含まれていた酸素が貧酸素状態の水に溶けだし、
酸素濃度を保つのでしょう。
浮き上がってこないナノバブルが、常に根に対して酸素を供給し続けているのでしょう。

酸素を根が呼吸することによって得られるエネルギーは、その大半が窒素吸収に使われます。
成長スピード左右するのは、栄養の吸収次第でしょうから、いかに根の酸素呼吸が重要なのかが分かります。
次回は、より詳しく根の酸素呼吸とナノバブルの管家に迫ってみます。