ナノバブル!シャワーについて!Part9

ナノバブル・シャワー Part 9

ナノバブル・シャワーの保湿力について、多くのマイクロナノバブル・シャワーヘッドの販売元が、
自社商品の優位性を誇っているのですが、果たしてそのような効果があるのかどうか、
実を言うと半信半疑でした。
と言いますのも、保湿力の高い素肌は、バランスの良い食事や飲料、良質な睡眠、適度な運動によって
もたらされるものだからです。
保湿クリームや化粧水は、肌が乾燥するのを防ぐためのものであって、本来の保湿力とは違うものです。

素肌の保湿力を調べるには、角層水分量を測定する機器を使用します。角層は皮膚表面から
約15マイクロメーター下に広がっています。
測定方法は、ガラス版を介し、電解を皮膚に発生させ、その静電容量を計測します。水の誘電率
(電気を貯める能力)は、他の物質に対し突出して高い為、皮膚に水分を多く含有していると
静電容量が大きくなるのです。
静電容量に応じて0~120の相対値で数値が表示されます。
代表的な機器に、㈱インテグラルの「コルネオメーター」、㈱やよいの「SKICON-200EX-USB」
というのが販売されています。どちらも90万円前後のお値段です。
弊社の検証は、「SKICON-200EX-USB」で行いました。

45歳の女性です。
○角層水分量測定
(方法)

 1)下記測定環境下にて20分間肌を馴化したのち、左右頬骨周辺部にて
  角層水分量の測定を行う。(開始前測定)

  2)シャワー環境下で比較品を左半顔に10分間当て、水気を拭き取ったあと測定環境下にて
   20分間馴化したのち頬骨周辺にて測定を行う。

  3)測定後、シャワー環境下で試験品を右半顔へ10分間当て、水気を拭き取ったあと測定環境下にて
   20分間馴化したのち頬骨周辺にて測定を行う。

<測定条件>
シャワー環境 水温40℃設定、設定室温環境
測定環境 室温22℃±2℃、相対湿度50%RH±10%
測定部位 左右 頬骨周辺部 (比較品:左側 、試験品:右側)
測定機器 SKICON-200EX
測定タイミング シャワー前、環境室馴化後20分 計2回

一般的に温かいシャワー後、肌寒い環境下に移動すると角層水分量は低下傾向に出ることが多いようです。
検証では、シャワーを浴びた後、サーモグラフィ観察の時と同じように、被験者にコントロール室(22度)
に入ってもらいました。40度のお湯でシャワーをした後に、22度の部屋に20分入っていると、
急激に皮膚表面が冷えてきます。
冷えるということは、皮膚直下の毛細血管は、熱が逃げないように収縮します。
当然、皮膚も縮むでしょう。恐らく、この縮みによって、角層も収縮し、内部の水分量が減ったと思われます。
この検証もまた、20分後の測定に課題が残りました。
ただ、注目していただきたいのは、試験結果では、通常のシャワーよりも、ナノバブル・シャワーの方が
角質水分量の減少率が低いことです。
これは自信をもって良い測定結果だと思っています。

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