「農業革命」ナノバブルが農業を変える!Part10

ナノバブルと植物ホルモン

またしても、難しいテーマに出くわしました。
近畿大学農学部・林 孝洋教授の報告です。以下、抜粋します。
「これまでの実験で、ナノバブルを根に施与した場合、根のサイトカイニン生成量が増え、
木部組織の発達が促進されることを観察している。すなわち、ナノバブル施与により、
道管断面積の大きい構造が作られる。この構造は、養水分輸送の機能を高め、うまく
生長促進につなげられれば、高収量を引き出すことができる」

サイトカイニンとは、植物の生長、作物の収量にとって極めて重要な働きをする植物ホルモンです。
さて、サイトカイニン生成量の増加と、ナノバブルにはどのような関係があるのでしょうか。
いろいろ調べてみて、ナノバブル施与は、側根の発達、また側根から生える根毛の成長に繋がって
いるのではないかと思われます。ナノバブルを施与した植物の根を観察しますと、多くの方が「白い」
という印象をもたれます。よくよく観察すると、ビッシリと側根と根毛が生えています。
植物にとっての根は、体を支える働きと、水や栄養素を吸い上げる働きをもっています。
水や栄養素を吸い上げるのが根毛です。
サイトカイニンは、根における形態形成において組織・器官レベルで、多様な機能を持ち、
正常な根系の形成において、極めて重要な働きをしているのでしょう。

以前、研究者の方から、ナノバブルで育てたトマトの根の写真を見せていただいたことがあります。
根は短く、あまり発達していないのですが、なんと!!、根粒が写っていました。根粒はマメ科の
植物に特有なものと認識していましたので、トマトの根に根粒が形成されるということに驚きました。
収穫量も多く、リコピン含有量も水準を遥かに超えているとのことでした。
研究者の方と栽培者の方との間で、機能性食品に申請しようか、という話になったそうです。

ナノバブルが根茎の形成に、少なからず役立っていることは間違いありません。
多くの方々に、そのことを実感していただくべく、できるだけ早く、
ナノバブル・ノズルを完成させたいと営為努力しています。

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