「農業革命」ナノバブルが農業を変える!part4

「農業革命」ナノバブルが農業を変える!part4

ナノバブールで農業に革命を起こす!

前回、植物の根の呼吸について書かしていただきました。
根に提供する水の溶存酸素濃度は、飽和値で充分であるということも分かりました。
アメリカのMolear社の水耕栽培の動画をYoutubeで見たのですが、
https://www.youtube.com/watch?v=qonQFHPVqiU

42秒のところで、酸素ボンベが映っています。溶存酸素濃度を上げるために、
純酸素を使っているようです。
この会社のホームページのケーススタディを読むと、27~29ppmにまで上げています。
ただ、ここまで経費を掛けて葉物野菜を作って、いったいいくらで販売できるのか?
実際ペイすることができるのか?
この装置は100万円もするそうです。プラス酸素ボンベのランニングコストを考えれば、
経営成立の難しい日本の植物工場では、とても採用できるシステムではないと感じました。
今回、試作しているノズルで貧酸素の地下水をワンパスで処理したところ、
飽和値にまで一気にもっていけました。
酸素(飽和値)+ナノバブル入り地下水に変身できるのです。
ノズルの価格はできるだけ農家の方が購入できる範囲に抑えるつもりですし、
気液混合に使う気体は空気です。空気は無料です。
「農業革命」と銘打つ限り、どなたでも導入できる普及価格であるべきと考えています。
わざわざ高価格の装置を導入し、高濃度酸素水で栽培する必要はありません。
*飽和値を超える酸素水を作っても、溶けている酸素は一瞬で気化してしまいます。
大気下では、高濃度酸素水というのは存在しないと思います。

植物の呼吸は、根で行われています。葉の気孔、幹の皮目でも行われていますが、
もっとも大量に、水とともに酸素を吸収しているのは、根であると考えます。
植物も動物と同じように細胞内にミトコンドリアを持っています。ミトコンドリアが
活発に仕事をするためには酸素が必要です。
加えて植物は葉緑体で炭酸固定(光合成)を行なっています。
一個の藍色細菌の祖先が、有ミトコンドリア真核生物の細胞に一次細胞内共生し、
やがて葉緑体となり、植物が誕生しました。
まず、原色素体として存在し、アミロプラスト(デンプンを貯蔵する根)
黄色体(キャベツ中心の葉は黄色い)、葉緑体(葉の発生、光を浴び緑になる)
に分裂・増殖していきます。
ただ、ミトコンドリアと葉緑体は、細胞内に同居しています。
その小さな細胞内で、片や二酸化炭素を吸収し酸素を放出、片や酸素を吸収し
二酸化炭素を放出しているわけです。
そう考えると、なんとも奇妙な生物です。
しかも、動かないで屋久杉のように千年以上生きるものまであります。

次回は、ナノバブルというこれまで自然界には存在していなかったものが、
植物において、どのように受け入れられるのかを考察していきたいと思います。

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