「ウルトラファインバブル」って「ナノバブル」?

もっと知りたいナノバブル

2018年11月16日

ナノバブルとウルトラファインバブルは同じ意味なのに、
ある説によると、ナノバブルはウルトラファインバブルに改名させた?
ナノバブルは日本発祥の技術なので日本が中心となってナノバブルの定義などを
国際基準化(ISO)していく動きの中で「ナノバブル」という表現が避けられ
た要因は「ナノ」は欧米では「ナノリスク」を連想する事があるらしく、今後の
世界規模での産業応用を考えると好ましくないと判断され、ウルトラファインバブル
となったそうです。
ウルトラ(超)ファイン(細かい)バブル(泡)超微細な泡という意味ですね。
一般社団法人ファインバブル産業会が中心となり国際基準化(ISO)へ向けて
頑張っているようです。
個人的にはナノバブルの方が分かりやすくて良いのではないかとも感じます。
cm(センチメートル)→mm(ミリメートル)→μm(マイクロメートル)→nm(ナノメートル)
一般的に使われている単位の方が日本の消費者にも分かりやすいと思うのですが・・・
ですが、ファインバブル産業界の本気度が違います。
「ウルトラファインバブル」で商標までも押さえています。
日本発祥の技術を日本だけでなく国際化していく為、努力されていることが伺えます。
これから発展していく技術でもあり、世の中の為になる新たな発見を楽しみにしています。
今後においては「ウルトラファインバブル」という名称が日本の消費者にどこまで理解され
浸透していくのか?
ネットでの検索率はウルトラファインバブルよりまだナノバブルの方が検索率は高い。
ナノバブルよりマイクロバブルの方が検索率は高い。
先月、弊社で洗濯に関するアンケート調査した結果では、ナノバブルの効果をご存知
の方が3000人中15%程度,まだまだ消費者の方にナノバブルの効果は浸透していない
ことが分かっています。
この段階で「ウルトラファインバブル」と「ナノバブル」同じ泡なのに名称が違う・・・
日本の一般消費者の方には分かりにくい現象を起こしているように思えます。
もちろん日本発祥の技術ですから国際化するのに必要であることは理解できますが、
まだまだサイエンスの世界だけのようにも思えます。

あくまでも個人的なナノバブルに関する意見でした。